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漫画喫茶で号泣するおばさん

だいぶご無沙汰しております。

久しぶりの投稿が漫画ネタ。

 春にスラムダンクの映画を見て以降,まず漫画喫茶で10巻まとめ読み。 

その後は図書館で地味にリクエスト読み。 

そして最後は我慢できなくなってまた漫画喫茶へ。 



最終巻の2冊のところで涙腺が崩壊しましたな。 


ケチって個室じゃなくてオープンスペースの席で読んでたんだけど。
嗚咽を抑えるために我慢すると鼻水が( ´ii`。) 

そして目の前にはティッシュの箱。 



気が利くじゃねーか。 



いやー良いね。 

少年漫画て良いね。 

みんなカッコ良すぎて死んだ。 

そんでもう1回見に行くわ。



映画「スラムダンク」 




前回,漫画もアニメも見たことない状態で映画見に行ったからな。

それであんなに感動したんだからな。 

待ってろ。花道。←どこから目線


 

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3月に読んだ本

今月はあまり読書をする気分じゃなくて、少な目。
本を開く気分じゃないのに、本屋さんにはよく足を運んだ。

私はあまり「積ん読」をやらない。
買った本は比較的すぐに読む。
そもそも、家に本が溜まるのが嫌なので、基本的に本は図書館派。
特に小説は。
ただ、専門書や、小説でも解説本でも好きな本ややっぱり手元に置いておきたい。
そんで、本棚に入らなくなるとブックオフに持って行く。
とにかく、本が平積みになって部屋に散乱している状態が嫌い。

3月、なんとなく気持ちが沈みがちで、本棚に入ってる本からよしもとばななを久しぶりに手に取った。
私にしては珍しく、買ったまま読まずに埋もれていたらしい。
そしたら、何とも今の沈んだ気持ちにマッチするようなお話しだった。
生きてる人と、死んでる人の、生と死の物語だった。
あとがきを読んだら、東日本大震災の後に書いたお話しだそうだ。
なるほど。と。

本ってこういうトコロあるよね。
何気なく
手に取った本が、今の気持に癒しになったりするようなコト。
不思議やね。

それから、相変わらずソクラテスプラトンにハマっておりまして、淡々と毎月少しづつ読んでいる。
ソクラテスの生き方が好きなんだと思う。
ソクラテスは完全に変なおじさんだ。

私の大学の方も、そろそろ始業。
新年度のテキストも届いて、そろそろスイッチを入れ始めたいな。と。
通信制大学なので、コロナ騒動でも普通に学習できるのは有り難い。
さて、4月。



1月と2月に読んだ本

まずは1月。
大学の履修が年内に終わってしまったので、冬休みは小説ばかり読んで過ごした。
村上春樹まつり。笑
再読だったけど、何度読んでも引き込まれる。

「石の辞典」
この辞典シリーズは全部で8冊くらい出ていて、どれもとても可愛くて素敵。
以前、娘に「空の辞典」をプレゼントした。
そしたら偶然にも、息子が同じシリーズで「色の辞典」を持っていた。
この「石の辞典」は全て色鉛筆で描かれていて、それがまた味わい深くい。
さまざまな石が、硬度の柔らかい順に掲載されていて、最後はダイヤモンドで終わる。

そして2月に読んだ本。
「コンビニ人間」で賞を取った村田紗耶香の小説「地球星人」。
娘から借りたのだけど、あまりにストーリーがぶっ飛んでいてクラクラした。笑
「コンビニ人間」も独特な世界観だけど、コレを読んだら「コンビニ人間」は相当抑え気味だったんだな。と思った。
「コンビニ人間」をもう1回読んでみたくなった。

最近メディアでもチョコチョコ紹介されている、写真家・幡野広志氏のエッセイ。
少し前にTwitterで見かけて以来、ジワジワと傾倒してしまっていたのだけど。
このエッセイでかなりグラグラと来てしまって、なんとなく自分の気持が傾く感じがしたので、少し距離を置くコトにした。
是枝監督の「誰も知らない」を観た後の気持に少し似てるかも。
幡野氏の文章は、記憶のスイッチが入り過ぎてしまう。

今月もプラトンを2冊。
1冊はソクラテス-プラトンにハマるキッカケとなった、納富信留氏の解説本。
解説を読んでから読めば良かったな。と思うくらい、面白かった。

そして最後に「稽古場物語
番記者・佐々木一郎氏の著書。
大相撲を、力士からでなく「部屋」からアプローチした1冊。
大相撲は長い歴史があって、その歴史を紐解いて行くような楽しさがあった。
春場所は行われるのかどうかまだ不透明だけど、大相撲中継を見る時に傍らに置いておきたくなる本。
大相撲ファンの方は是非に。






『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』

年末に村上春樹のガイドブック的な本をパラパラとめくっていたら、急に村上春樹を読みたくなった。
今年最初の読了本は『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』。

この本は過去に2度ほど読んだことがあるので、再再読になる。
今回読んで驚いたのが、過去2回と全く違う印象を持ったということ。

昔読んだ本を読みなおすと、違った印象を持つ。というコトはよくあるけど、そんなレベルでなく。
引っ掛かる場所も、読了感も全然違った。
以前もこの話しは好きだと思っていたけれど、思っていたよりもずっとずっと心に響く物語だった。

私は村上春樹の小説は恐らく全て読んでいる。
もしかしたら…比較的昔に読んだ他の作品に対しても同じようなコトが起きるかもしれない。
読み直してみよう。

24歳の時に夢中になって読み過ぎて気付いたら朝になっていた『羊をめぐる冒険』とか、良いかもしれない。

多分、その本を読んだ時と今とで比較すると、色んな事が変化しているというコトなんだろうけれど。
「変わったコト」を自覚するのは難しい。
「変わらないコト」は割と自覚できるのに。

ちなみに、村上春樹はエッセイもたくさん書いているけれど、こちらは読んでいないモノもたくさんある。
特に恋愛観なんかを語ってる作品は敢えて読まないようにしてる。
吉本ばななとか村上春樹とか、ねっとりとした性描写がある作家は特になんだけど、「作者が語る恋愛観」みたいなのは知りたくないのがその理由。
「主人公=作者」ではないと頭では解っていても、作者を彷彿してしまうと何となく興ざめしてしまうから。

ところで、出せばベストセラーとなる村上春樹だけど、アンチも非常に多い作家ですね。
なんとなく、「村上春樹は大声てdisっても良い作家」と認識されているのだろうかと。
そんな風に疑いたくなるくらい、村上春樹を好きだと言うと、正面からdisって来る人が一定数いる。

この感じは、かつての巨人軍に対する風当たりに似てる気がする。
巨人ファンはたくさんいたけれど、同じくらいの勢いで「アンチ」もいて、「巨人が好き」だと言うと、物凄い勢いで噛み付いてくる人が一定数いました。
今の巨人はそんな存在ではなくなったと思うけど、昔は本当にそんな感じだった。

例えばなんだけど。
ここ数年、割と安定した強さを保っているソフトバンクや広島のファンだ。と言ったところで、そんなに噛み付いて行く人はいないと思う。
作家にしても、宮部みゆきや恩田陸や又吉を好きだと言っても、そんなに正面からdisって行く人はいないだろうと思う。

なのに、村上春樹に関しては、まるでかつての巨人のように「何を言ってOK」みたいな雰囲気があるね。
「アンチ」の精神ていうのはどういう構造になっているのだろう。
「嫌いなら嫌いで、その気持ちは尊重しますよ。」としか言いようがないのだけどね。

だって好きって言ってる相手に悪口言い続けるって完全に病んでるよね。心が。
「ヤバイすよ、あなた。」と心のシャッターをそっとおろして終了ですが。

日常が始まると小説の世界にドップリ浸かるものなかなか難しくなるので。
のんびり長編小説を読んで1年がスタートしたのは良かったデス。

明日から教室もスタート。
今日は1日家に籠って、工作の準備やらお誕生カード作りやら。
雨だから丁度良い。

12月に読んだ本


新年あけましておめでとうございます。
大晦日は紅白を見たあと、家族4人で近所の神社へ初詣に出掛けて来ました。
今年は娘が受験なので、家の近辺でまったりお正月。

冬休みって、年末は異様にバタバタするのだけど、お正月を迎えるやいなや途端に時間が間延びすると言うか、まったりノンビリする感じが好き。
クリスマスより断然お正月。

お正月は村上春樹三昧で行こうかと目論んでおります。
年末に、以前買ったまま放置していた村上春樹の解説本をパラパラとめくっていたら、猛烈に読みたくなっている。
ほとんどの小説が手元にあるので、何冊か読みたいな。と。

日常が始まると貧乏性が発動されて、どうしても心理関係とか学校の勉強に関係のある本を読んでしまう。
大学に入学して以来、小説をひたすら読み続ける、みたいな時間が激減している。
それはそれでチョット寂しかったりする。

今年は大学の方も去年よりは余裕があると思うので、好きな小説もまた読める時間を取りたいな。と。

12月に読んだ本はこちら。
話題のノンフィクション『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレディみかこ
面白かったです。
1日半くらいでサクサク読んでしまった。
エッセイの形式のノンフィクションなのだけど、全編を通して「ぼくと母ちゃんの物語」になっている。
この本は、中学生や高校生に読んで欲しいな。と思った。
生活している「地べた」からの、イギリスにおける社会問題、今や世界中で話題に上がるポリコレの問題。
それから思春期の男の子がもがくアイデンティティの事。
エッセイなのに、作者が自分語りになっていないのも爽やかで好き。
是非、思春期の子に手に取って欲しい1冊。

孫崎享の『戦後史の正体』は再再読。
孫崎氏は世間的にはリベラルと思われていると思うのだけど、実はこういう人が本当の保守なんじゃないかな。と思う。
外務省に長年勤め、外交を通して日本を俯瞰して来た人の意見は一見に値する。
今、この年齢にして世界史と日本史に興味が湧いて来ているのだけど。
史実は1つかもしれないけど、それをどう捉えるかは、人によって全然違う。
歴史観を色んな立場の人の意見を見聞きするのが面白い。
私がまだ生まれて来る前にその時代を現役で過ごしていた人達が語る歴史
特に現役で活躍している人が語る「日本史」は、それぞれの立場によって見える景色が違い過ぎて、そんなのも含めて、歴史は面白いな。と。

それから、相変わらずギリシア哲学に緩くハマってます。
そんなんで、今月もギリシア・ローマ本を1冊。

今年もたくさんの本と出会えると良いな。

今年もよろしくお願いします☆

プロフィール

shon

Author:shon
何事も「そこそこ」を愛する。

基本的に「ひとり行動」が好き。

ヘッドホンで爆音音楽を聞きながらの整理整頓清掃、半身浴、早朝のピラティスが日課。

ただいま
仕事>主婦業・母業>通信制大学(臨床発達心理学専攻)の3つの間で日常がクルクルと回っております。

息子が赤ちゃんの時に始めたblog…その息子もすでに大学生。
そして我が家の癒しっ子だったモチモチちゃんの娘も高校生になりまして。
母業はそろそろ出口が見えてまいりました。

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